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独立して自分の商売をするためには独自の世界観が必要だ

古書店に勤めるとき最初に独立するつもりかどうか聞かれたと、業界の先輩が話していた。それによって教え方が違うと言われたそうだ。その老舗には、半年から数年ほど働いて独立した人が何人もいるし、数十年も働き続ける人もいる。その先…

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店長が経理の遅れを取り戻すために残業だというので

週末は宅配買い取りの受け取りをしていないから、月曜日に集中する。そんなわけで昨日は3人で15個口ほど届いた。しかも、そのうち7個は小型の箱を3っつもつないで一口にしたものだ。佐川急便の決まりでは、段ボール2個をつないで一…

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古くてきれいな本があれば、それはとてもありがたい

きのうの出張買取は2件だったけれど、片方は法律の本などで、あまりに状態が悪すぎたので買取対象外とさせていただいた。 時間が経ってだんだんと紙が変色するのは当然だからかまわない。乱暴に読んで本が傷んでいるのも仕方がない。書…

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「本」という文化は新に書き著される文章より、過去に書かれたものの蓄積にこそ価値がある

父の日に息子1号からKindleVoyageを贈られた。以来、夜の時間はほとんどこれにとられている。読んでいる内容は青空文庫だが、Voyageは快適だ。数年前に買ったKindleはバックライトのムラが気になって使わなくな…

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オーネットの音は乾いていて、ハードボイルドの文体を思わせる

「一箱古本市」が街おこしに利用され、蚤の市では若い女性が自分の集めた古書を売り競っているのに、どうして古本屋のお客が減るのか不思議だったが、現状は古本そのものというより「古本屋」が商品化している状態だと考えれば、それも納…

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