出張買取2件で15000冊

木曜日に博物館キューレーションのシンクタンクをしている研究所に買取に行った。不要本の片付けで、5000冊で100箱強だろうと想像していたのだが、実際には270箱になった。直前まで本の選別作業をしていたらしいので、正確な見積もりができなかった恨みはあるが、下見はしておくべきだった。本がよく見えるように背を上にして箱の底に詰めていると聞いていたのだが、大型本が多いので結構一杯である。しかもエレベーターのない2階と3階。さいわい引っ越しに伴う処分だから、日本通運さんがいて建物の外までは運んでくれることになった。
そこからは、古書組合で頼んでいる篠崎運送の人がカーゴに積んでくれる。箱のままでは空間をたくさんとるので、車に乗りきらないし、古書会館でも場所をとって困る。日通さんがバケツリレーのようにしてどんどん運び出してくる本を、篠崎の方が全部箱から出して直接カーゴに積む。私はその箱をつぶす。途中小休止を挟みながら2時間。しめてカーゴ12台分。報告書など、大型でも薄い本が多いから1万冊を超えていただろう。
それを、土曜日に古書会館で仕分けした。店長と息子一号、私、途中からアルバイトのER君にも来てもらって、カーゴから降ろしてはざっと分類していくが、会館終了時間の7時になっても終わらない。あとは月曜日の朝ということにして、退散。北海道から帰省している息子二号も呼んで、李朝園で本日の慰労会。
そして日曜日は中野に5000冊の出張買取。個人全集が多そうに思っていたが、全て旧版でしかも揃わない。とりあえず、本棚から全て出して縛るだけ縛り、運び出しは後日ということにする。午前中から始めたが、前日の疲れが残っているせいか店長と二人で5時間近くかかってしまった。
きのう月曜日は朝8時に古書会館へ行き、仕分けの残りに取り組む。10時半終了。天神ラーメンでブランチ。店に戻ったら、宅配買取が届いていた。3箱分だけ査定。
商品の陳列は店長の仕事だが、出張買取や市場出品の仕分けに出張してることが多かったので、ひどく溜まっている。残業して終わらせるというので、一緒に「里の宿」で銀ダラ定食を食べて手伝う。