CATEGORY 030-060:日常のこと

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古くてきれいな本があれば、それはとてもありがたい

きのうの出張買取は2件だったけれど、片方は法律の本などで、あまりに状態が悪すぎたので買取対象外とさせていただいた。 時間が経ってだんだんと紙が変色するのは当然だからかまわない。乱暴に読んで本が傷んでいるのも仕方がない。書…

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「本」という文化は新に書き著される文章より、過去に書かれたものの蓄積にこそ価値がある

父の日に息子1号からKindleVoyageを贈られた。以来、夜の時間はほとんどこれにとられている。読んでいる内容は青空文庫だが、Voyageは快適だ。数年前に買ったKindleはバックライトのムラが気になって使わなくな…

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オーネットの音は乾いていて、ハードボイルドの文体を思わせる

「一箱古本市」が街おこしに利用され、蚤の市では若い女性が自分の集めた古書を売り競っているのに、どうして古本屋のお客が減るのか不思議だったが、現状は古本そのものというより「古本屋」が商品化している状態だと考えれば、それも納…

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古本屋の品揃えは美術展のキュレーションと似ている

古本屋の品揃えは美術展のキュレーションと似ている。古今の名作を集め尽くすことはできないから、必ずしも大名画でないものに新たな価値を見いだしながら展覧会を構成する。同じように古本屋も、名作ばかりを並べることはできない。名作…

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