帰るに帰れない

公休日だから寝坊したかったのだが、防犯機器の業者と会う約束があったので、朝から店へ。市場に出品するための本、宅配で届いた買取予定品。自分か出張して買い取ってきて降ろしただけものもの。値段を付け終わって、あとは棚に出せばいいもの。それらが錯綜して、ごった返している。
業者さんを待つ間に、探求書の依頼を受ける。題名や著者を正確に覚えていらっしゃらなかったので、国会図書館などで調べて書誌を割り出す。約束の時間が来そうなので、有料で代行注文をするということで話を終わらせる。直後に注文実行。
そこに業者さん。防犯機器の他に書店用品も扱っているとのことで、その相談もする。それが終わったとたん、佐川急便が来て本日分の宅配買取品を8箱ほど置いていく。その車を押し出すように組合の車「コショタン号」がやって来て、昨日市場で買った本を降ろし、出品の荷物を集荷していく。
私としては、業者さんと話をするだけのつもりだったが、次々にいろいろなことが起こり、帰るに帰れない。一段落ついたところでコンビニのサラダと野菜の煮物を買って、佐藤店長と事務所で昼食を済ませてから帰宅する途中に通りかかった不動産屋さんの店主と目があったら追いかけてくる。近くに入札にかかるビルがあるから見ないかという。とりあえず外観だけ確認するが、我われが商売できるような物件ではない。
帰宅して、出かける前には時間がなくてできなかった朝食の片付けをしていると、やはり野菜だけでは満足していなかったようで、残り物のハムとご飯を食べてしまう。ご飯にオリーブオイルと醤油をかけてみると、意外に美味い。バター醤油ご飯とはまた違った趣だ。
このところからだが疲れていたので、茫然として体を休めながら午後を過ごす。