『古書手帳』の出版記念パーティー

本日の最初の宅買いは、読み物や文庫など200冊。井の頭公園の向こう側。公園内を歩くとすぐなのだけれど、車で行くと大回りになる。来てから気づいたのだが、漫画家さんだったので、普通より少し高く買ってしまった。吉祥寺周辺は漫画家多い。宅買いの依頼は本名で受けるので、ペンネームを使っている人だと、行くまでわからないことが多い。いや、最後まで知らずにいることもあるだろう。
予定より早く終わったので、店に戻って均一の処理などをしてから、松月庵にむかう。佐藤店長は味噌煮込みうどん、私はチャンポンうどんを食べる。
次の宅買いは、最初2000冊ということだったので緊張していたが、途中から「10箱程度」にトーンダウンしたのでナメていたが、行ってみると1000冊はある。若い方だが、近所のブックオフに100円均一で出ている本をつい買ってしまうらしい。引っ越し先には、この倍以上持って行ったとのこと。選び抜かれているので、正直言って良い本はほとんどない。店長が猛スピードで縛り、車に積んでみると、文庫が多いせいか後ろの方に4分の1ほど空きができてしまった。
本来なら一度降ろしてから次に向かいたいところだが、今日は時間がおしているので、そのまま次の買取先である大学研究室へ。400冊というお話だったが、こちらも1000冊ほどある。整理しているうちに増えてしまったのだろう。しかも、大部分が四六判か菊判の学術書だ。台車で3往復して学内の駐車場に置いた車に運ぶ。2000冊近くを乗せられて、荷台は満タンである。さいわい店から近い場所だったので、ゆっくり走って到着したのが6時30分。
あとは佐藤店長とスタッフに任せて、私は聘珍樓へ。『古書手帳』の出版記念パーティーに出席。『古書手帳』はほとんどが駱駝舎川村さんの手で作られた。私などは手伝ったと言うよりむしろ邪魔をしたようなものだが、たくさん売れたようなので、ご相伴に与ることにした。いつも行く鹿角がいっぱいだったので、2次会は「いながき」へ。寿司店だが満腹なので、あん肝や酢の物でひれ酒をつぎ足し。いい客ではないな。