スピノザ

本日11月24日はスピノザの誕生日だが、私の誕生日でもある。スピノザが生きていれば381歳だが、私は50歳。7.62倍の差である。1歳の時は300倍以上の差が付いていたのだから、ずいぶん近づいたものだ。しかし遠いことに変わりない。スピノザは44歳の時に死んであれだけの名を残したが、私は在庫を売り切ってしまう性格なので、50歳にして残すべき善本良書とてない。女房殿の、今日で半世紀だねという声が、反省期と聞こえるのである。今朝の体重56.8kg。
息子一号からはアウトドア用の毛布、女房殿からはマウンテンパーカーをプレゼントしてもらう。これで、いつ路頭に迷っても凍え死ぬことはない。家から追い出されたら、即野垂れ死にだという恐怖から幾分か自由になれた。
昼飯はコンビニのパスタ。午後からは宅買。宝島、ビックリハウス、ポパイなどで仕事をされた方。サブカルチャー書籍や新宗教の経典など500冊を買わせていただく。
あいかわらず店内は本の洪水状態である。通路のあちこちに未整理の本が積み上がっていて、歩きにくいし、前に本を積まれた棚は見ることもできない。お客さまには本当に申し訳ないけれど、とにかく早く安く出して行きますので、ちょっと我慢してください。
夜は、家族がステーキを御馳走してくれると言うので、楽しみにしている。お腹すいたな。