旗日

本日は勤労感謝の日。昔は新嘗祭といったらしい。今年の収穫に感謝しこの日から新米を食べるという天皇の祭祀である。同じ国民の祝日でも、体育の日や敬老の日のように都合のよい月曜日に移すわけにはいかない。僕が子どもの頃はみんな祝日には日の丸の旗を掲げて「旗日」と呼んだものだが、今は町内でも数軒しか見かけない。
土曜はいつも持ち込みが多いのだが、今日は午前中に何人か重なったぐらいで、午後は比較的落ち着いていた。それでも、全集ものの入れ替えなどで息つく暇もない。副店長AU子は、50箱の宅配買取をどんどん整理していく。詩集歌集500冊は市場へ。初山滋や小山内龍の絵本は店で使う。エトセトラ。気が付いたら5時近くなっていていまさら昼飯でもないので、今日は抜くことにする。
8時過ぎになって、市場に出品する本を仕分けしに神田の古書会館に行っていた佐藤店長と息子一号が帰ってきても、AU子の仕事は終わらないので、私は先に帰宅させてもらう。夕飯は、白菜キノコ豚肉の辛鍋。ビール350mlを二缶飲んだだけで朦朧。