まだ新古書店もインターネットもなかった1985年に、高原書店は600㎡という巨大店舗を作った
6月3日に神田神保町の@ワンダー2階、ブックカフェ二十世紀でトークイベントを行った。連続講座《古本屋的!》の第二回(一回めは音羽館広瀬氏)である。題して「高原書店の時代」。 まだ新古書店もインターネットもなかった1985…
女と男と子どものための総合古書店 よみた屋 毎日本の山と格闘しています。おじいさんの本、買います。
6月3日に神田神保町の@ワンダー2階、ブックカフェ二十世紀でトークイベントを行った。連続講座《古本屋的!》の第二回(一回めは音羽館広瀬氏)である。題して「高原書店の時代」。 まだ新古書店もインターネットもなかった1985…
問題提起は班というものの有り様について、E書店さんからなされた。具体的には、班から抜けさせてほしいということだ。 東京都古書籍商業協同組合(以下、組合)では組合の行政組織を東、南、北、神田(千代田区)、文京(本郷)、新宿…
武蔵野班の班会があった。その班会で、古書組合の活動に関する問題提起があったので少し考えてみる。 古本屋には組合というものがあり、この古書組合が「市場」を運営している。本の世界は非常に広いので、古書店には自ずと分野により得…
開業当初は「店売り一本」でいこうと思った。販売は店頭のみ、100円均一などの安売りはしない、と。 均一をやらないという思いは、一月もしないうちに破れた。持ち込まれる品物が予想以上に多くて、しかもまともな値段では売れそうに…
東京古書組合は数年前に新しく古書会館を建て直した。そのついでというか、連動して、市会取引のIT化をすすめた。伝票が手書きからプリンターに変わったり、ネット環境で取引の結果が見られるようになった。これにはコストがかかるので…
Amazonで売れそうだと思ったが、日本の古本屋から注文が来た。
AmazonがいつのまにかISBNのついていない古書も扱いはじめている。 たとえば http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B000J78P4C/ 他のサイトは何してるんだ。膨大なデータを持っている…
最近古本屋をはじめた人、特に若い人たちの多くが「古本屋らしくない店をめざす」とか、「正直、自分を古本屋と思っていない」とか言っている。 どうも、「古本を扱う店」をやるのはいいのだが、「古本屋」はかっこわるいと思われている…
古本屋になりたい人のための入門書を書かないか、と某出版社の人に言われて、書き始めたのだが、なかなか筆が進まない。普段あたりまえにしていることを、いざ自覚的に反省して人に説明しようとすると、むずかしいものだ。 古本屋は、あ…
よみた屋店主は、町田の高原書店で古本屋の修行をした。 大学3年だった1984年にアルバイトとして入社、 翌年には話題になった町田駅前の店がオープンした。 卒業後もそのまま残って、1992年までの合計8年間を高原書店で店員…