今週の宅配買取、合わせて61箱
今週の出張買い取りは4件。一人は日本を代表する小説家で、出入りしているのはうちだけではないと思うけれど、年に何度か呼んでいただいている。最近よく行く居酒屋に写真が掲げられていたので、そのことを話すと、「何時ごろ行くの? じゃあ、いつか会えるかもね」。
新宿では、「古い」と言うほどでもないけれど、祭や民俗に関する本などがあって、読み物などは車に乗りきらないので、少し選ばせてもらって1000冊ほどの買い取り。他には絵葉書などに面白いものあり。
近所のお宅は「あなた和光大学でしょ。僕もだよ、4期生。建学のときの学生がまだいるころ」という大先輩。私は創立者である梅根悟がなくなった翌々年の17期生である。その和光大学も、50周年だ。今の学生から見たら、我われなど「戦後すぐ」の人に見えるかも。
経堂ではギャラリーの閉鎖にともなう片づけ。数ヶ月前にも一度行っているが、今回で完全閉鎖。展覧会図録や山の本、写真を展示するのに使用していたフレームなど。田淵行男の写真集が『ギフチョウ・ヒメギフチョウ』他いろいろ。『高山蝶』だけは記念に取って置かれるとのこと。
出張買取は合わせて2500冊ていどだけれど、今週は宅配の買取が多かった。運送屋に取りに行ってもらい、店に品物が届いてから査定する方式だ。
月曜火曜に17箱、水曜日はなくて木曜日に22箱、本日金曜日にも22箱届いた。合わせて61箱、うちCDが7箱分、1200枚ぐらいを占めるが、本も2500冊ぐらいはある。
昨日までの分は、スタッフに手伝ってもらって全部査定した。宅配買取は、行かなくていいので時間的には楽だが、店で場所を取るし、箱から出すのがなかなかたいへんだ。この週末は珍しく友人の誘いを受けて花火大会を見に行くので、今日のうちに査定してしまうぞ。