ARCHIVES 2016年6月

No Image

東京でいま成功している本屋は、個別の本に対するこだわりを捨てている。かれらは本という文化全体を愛しているのではないだろうか。

きのうの東京古書組合中央線支部のイベントで、本という工業製品のコモデティに注目して効率化を推進するノースブックセンター北野さんと、個別の痕跡や偶然性を含む古本のユニクイティに注目する千章堂林さん、いわゆる本ではないものや…

続きを読む 

No Image

まだ新古書店もインターネットもなかった1985年に、高原書店は600㎡という巨大店舗を作った

6月3日に神田神保町の@ワンダー2階、ブックカフェ二十世紀でトークイベントを行った。連続講座《古本屋的!》の第二回(一回めは音羽館広瀬氏)である。題して「高原書店の時代」。 まだ新古書店もインターネットもなかった1985…

続きを読む