夜番が二人とも来ない
日曜日の出張買い取りは3件。ちょっと遠方の八王子があったので、小金井と合わせて2件にするつもりだったのだが、馴染みの先生からどうしてもというご依頼でもう一件増えた。
MTの運転で出発。まずはその先生の本。現代史の本が多く、しかも6割が洋書だったので、1000冊ほどあったが金額は2万円行かない。昼食を終えてから店に本を降ろす。店長が仕分けして、かなりの部分を市場に出すことになる。
小金井市は要領を得ない依頼で何があるかわからないまま行ったのだが、三島由紀夫の署名本や、とても美しい豆本があった。がんばって査定。その他の本は復刻などであまり評価がなかった。それは、買わずに八王子へ。
聞いていたより、倍近く多くてこちらも1,000冊より少し多いぐらいか。共産党関係の本が多い。処分しない本棚には、レヴィ・ストロースや哲学、精神医学の本が多数あり、そっちがちょっと気になった。もともとは別の方の持ち物だったという唐木順三全集が目玉。
遅くなって残業のMTは休ませて、私が運転を交代して帰り道。ちょっと車が重いので、速度抑え気味の中央高速は松任谷由実のCDがなかったので、松田聖子。店に着いたのは8時過ぎ。本は降ろさずに終了。
そして、今日は朝から雨だけど、いつまでも載せたままにしてはいられないので、体で守りながら本を降ろす。店長がそれを仕分け。台車5台分。日が暮れて、あれ、夜番が二人とも来ない。ストライキかなあ。