大半の在庫が検索から漏れる

本日は日本の古本屋会議。天神ラーメンを食べて、13時に古書会館集合。トップページの特集募集について話し合い。
在庫古書の価格が一部書き換わってしまうという障害に関連して、システム会社の人が上級職と一緒にやって来た。今後の対処方針の見直しなどを報告していただく。いままで、サイト上のわかりにくい表示のために推定数百万円のキャンセルが発生した事や、同じくメールの不具合によって多くの取引が正常に終了できなかった問題、古書店の在庫登録に支障をきたす操作性の問題などに対しては、なかった対応だ。事態の軽重に関する判断に、多少違和感をおぼえた。
もちろん、物販サイトで商品価格に故障があるのは重大な問題である。しかし、全在庫に対して数万分の一の問題であり、実害としては今までの一月半の間に起きた様々な事態に較べて必ずしも大きいとは言えない。また、被害を受けたのもむしろ我われの古書店仲間に対してであり、お客様に迷惑をかけた例は少ないと思われる。価格の間違いなので、注文のトラブルはあったかもしれない。普通の通販サイトなら、価格の間違いにより特定の商品に注文が集中して大損害になることがあるかもしれないが、我われのサイトでは一商品一在庫なので、そのようなことはない。
というような事を検討し始めたところで、「日本の古本屋」サイトで大半の在庫が検索から漏れるという大事故が発生した。会議はSEは全員社に戻って対処してもらう事になる。営業職と開発の進め方について少しすりあわせ。
18時より版元ドットコムとのコラボ会議。本来はシステム担当を交えて今後の開発に関しても参考意見をいただく予定だったが、それどころではないので、今後の可能性についてごく一般的な話をする。
会館の利用時間も過ぎたので、近所の食事処で本日の反省会。23時帰宅。