B&W805シリーズのスピーカー

本日の買取は3件。佐藤店長と11時に出発。
住所を間違えて記録しているらしいことがGoogleマップでわかったので、当日の連絡で確認すると、やはり少し違っていた。しかし、メモを直し忘れたためカーナビゲーションに間違ったままの数字を打ち込んでしまい、多少遠回りをしながら一軒目に到着。デザインの本など数百冊。通常、デザイン関連の仕事をされている方の資料は古書として再販売することが難しいものが多いのだが、こちらでは珍しい写真集などもあり、お店としても仕入れたい本が多かった。しかし、やはり全体の金額としてはそれほど高額にはならなかった。お客様には総額でお伝えしてしまったけれど、おもしろい物とありきたりの物をはっきりとわけて、丁寧に説明した方がよかった。マンションだが、特注の棚が壁いっぱいにしつらえてあり、ホテルの談話室のような素敵なお部屋だった。
松月庵でカツ丼を食べたあと、2軒目はご夫婦共に大学の教授をされている方。今回は近代文学を研究されているご主人の蔵書から500冊を引き取った。文芸雑誌もかなりあったが、これは引き取っても行き場がないので遠慮させていただいた。奥さんの方の研究室の片付けも依頼されたので、今月後半に行く予定。
3軒目は収集家の方。本の他に、レコードやおもちゃなども相当にお持ちで、順次処分されていくそうだ。今回我われが買ったのは、岩野泡鳴全集や日夏耿之介全集など文学系の本と、つげ義春や水木しげるの漫画、写真雑誌などサブカルチャー。合わせて500冊ほど。お店を構えて営業している古書店を応援したいのだとおっしゃっていた。LPのコレクションを数枚、リンのアンプとB&W805シリーズのスピーカーで聴かせていただいた。プレーヤーもリンのLP12ではないかと思ったが、アナログはやらないので外観だけでは見分けられない。
店に戻るとちょうど7時だった。小雨が降ってきたので本を降ろすのはやめ。からになったガソリンを入れて、ほっともっとで買った弁当で夕食。ご飯とおかずが別の容器に入っているのが、何だか嬉しい。つくりおきではなく、その場で焼いたり揚げたりして作ってくれる弁当にしては400円前後というのは非常に安い。