むしろ総合古書店から離れていくかもしれない

きのうはお休みをもらって、一日休養した。外に出たのは、夕方に猫の予防接種のため、動物病院を訪れただけ。
今日は、10時の開店とともに同業の駱駝舎さんを迎えて東京古書組合中央線支部ニュースの取材を受ける。よみた屋のことを話しているつもりが、いつの間にか修行させてもらった高原書店と高原坦社長のことを語ってしまった。ここのところお店の方向性について迷いがあり、独立した頃の原点を考え直した。夫婦で始めた店だが、息子一号が参加することにより、今後は大きく変化するだろう。今までのようなワンマンシェフの店から、複数の担当者で売場を作り上げていく体制になると、むしろ総合古書店から離れていくかもしれない。支部長の支部長の書店巡りという趣旨だったはずだが、なぜか支部長は来ず。
息子一号と松月庵で昼食をとり、車で神田へ。高井戸の駅近く、神田川の桜がきれいに咲いている。出品物はカーゴ2台分だが、一台はすでに仕分けが済んでいるもの。残る一台を二人でササッとやるつもりだったが、すでに会館に到着しているカーゴが3台分あり、会場に陳列するのに思いのほか時間がかかった。
帰りは私の運転。行きもそうだったが、道が混んでいる。いつもの代官町入口は閉鎖のため千鳥ヶ淵を回って霞ヶ関から首都高に入る。かなり桜が咲いているが、花見客はまだそれほどでもない。市場から持ち帰った本をお店に降ろして、本日の仕事は終わり。
珍しく女房殿がお出かけなので、冷蔵庫のつくりおき総菜にコンビニで買った唐揚げなどつまみを足して息子一号と二人で夕食。