美味いものを、少し。

本日は、休肝日である。
毎週、火曜と水曜は酒を飲まない日にしている。いわゆる休肝日だが、二日続けないと意味が薄いらしい。肝臓が回復するには一日ではたりないからという事だ。
休肝日の効用は、しかし、飲まない日だけにあるのではない。
酒は毎日飲み続けていると、だんだん効かなくなる。若いころは、飲んでも酔わないのがえらいと思っていたから、訓練して、酒が強くなろうとしていた。
しかし、休肝日を作ると、酒に弱くなる。というより、これが本来の代謝能力だったのだろう。昨日も飲んでいれば、残っているから気づかず迎え酒になっているのだ。
全体に飲む量は半分ぐらいに減った。修行時代に比べれば、いくらか経済力もついたので、ただ酔うためではない、味わいのある酒もたまには買えるようになった。
美味いものを、少し。大人である。