第三次よみた屋完成
あまりの忙しさに、一ヶ月更新が滞ってしまった。今月はいろいろなことがあったので、まとめて書いておく。
第一週は比較的平穏だった。築十五年になる自宅の外壁が大部汚れてきたので、塗り直すことにした。1日に塗装業者を呼び色決めをする。
庭の雑草や物置などが建物の近くにあると邪魔になるというので、その日のうちに草むしり。物置は、水曜日の宅買が早く終わったので、その隙に駐車場の隅に移動した。中身はキャンプ道具で、息子たちが成長してしまってから使っていないのだが、なかなか捨てられない。
塗装工事自体は、8日金曜日に足場をつくって翌週15日金曜日には完成するという早業だった。私はほとんど夜しか帰らないし、朝は後ろを向いているので、できあがりを日中に見たのは数日たってからだったが、とてもきれいで満足。
第二週はお盆。「日本の古本屋」のリニューアルも中盤にさしかかり、頭の中がハリケーンのようになっていたのだが、古書会館が休館で使えないしシステム会社の方も一部の人を除いて休みになるので、打ち合わせはWeb上でやることになった。
おかげで10日間も古書会館に行かなくてすむ。ここぞとばかりに中途半端になっていた(店長がひとりでジワジワ進めていた)改装を一気に終わらせてしまおうということで、まずは糊付きの壁紙を通販で買った。店長が上手に貼ってくれる。
11日から12日(休日返上)にはしてはいけないと言われているExcel方眼紙を使って、可動棚の配置を検討。13日は前々から川越で出張買取をする約束になっていたので、店長と出動。帰りに店長の親戚宅でお盆の集まりがあったので、ちょっとだけ顔を出す。
13日には、25日に発売日が設定されている私の本『古本屋になろう!』の流通見本が送られてくる。さっそく親戚宛に数冊を贈呈。
14日は『散歩の達人』の屋敷さんが取材に来てくれたので、1時間ほどお話をする。そして、その日6時から棚の移動を始めて、閉店時にはほぼ完成。棚はコロが付いているから簡単に動くのだが、LANのケーブルが絡みついているデスク(5台ある)の移動がたいへんだった。
15日金曜日の朝にデスクと仕分け台の配置を最終的に調整して模様替えは完成。午後から、店長息子一号と3人で調布の日帰り温泉。庭に置いたテーブルと椅子で息子一号とビールを酌み交わす(もちろん私はノンアル)。「午後からの遊びにしては、良い休日だった」とは一号の言。
後半はまた、「日本の古本屋」関連の仕事がたくさんあったが、お店の改装が済んで、仕事がしやすくなったので、溜まっていた本がどんどん棚に出ていき気持ちいい。お客様もリラックスしていらっしゃるようだった。
22日に、店長と2人で奥多摩の旅館に一泊旅行をした。2ッ週間休みが取れなかったので久しぶりの休日を満喫。といっても、金曜日の朝、店に顔を出して土曜日の午後からまた仕事である。
24日。店長の発案で『古本屋になろう!』発売前日にお店で記念の会をやろうと言うことになり、19時から店を閉めて、仕分け台にテーブルクロスを敷いてビールとサンドイッチをふるまった。ツイッターで募集したところ5人ほどの一般のお客さんが来てくださり、お店のスタッフや古い友人など20人ほどで盛り上がる。
25日。日本の古本屋メールマガジンで紹介されたこともあり『古本屋になろう!』がAmazon上で発売日当日の午前中に品切れになる。最高ランクは1000を切ったけれど、その後どんどん下がる。仕方がないから、自分で出品。