久しぶりに店に出た
きのう一週間ぶりに病院へ行った。検査の結果は良好で、まだいくつかの数値は正常値を上回っているものの、間違いなく回復傾向にある。今日から、店に復帰することにした。よみた屋の仕事をしたのは4月23日の宅買が最後(24日は神田での会議の帰りにちょっと顔を出しただけ)だったから、ほぼ一月ぶりである。放置していた机には埃が溜まり、まるで廃墟と化していたので、これを復旧させるのに時間がかかった。パソコンも火を入れていなかったので、アップデートが重なっている。
また今日は、新人アルバイトSM子の初出勤日でもあった。午前中から出勤したので、久しぶりの仕事で疲れてしまったのだが、6時の出勤を待たずに帰るわけにもいかない。なにしろ私が病気をしている間の募集で、店長と息子一号と副店長AU子の三人で採用したから、まだその新人に私は会ってもいないのだ。
無事、挨拶を済ませ、待遇や仕事の決まりの説明を終え握手をして家に帰ったらヘトヘトになった。しかし、女房殿が「ひさしぶりでノンちゃん(私のことだ)と仕事ができて楽しかった」とお世辞を言ってくれたので、そのような苦しみは全て吹き飛んだ。
ちなみに、お世辞は嘘とは限らない。相手が喜ぶようなことをわざわざ言うのは全てお世辞である。本当のことだって、いやむしろ本当のお世辞は最も効果的なのである。