清渓川のほとりの遊歩道を歩いた
朝ご飯は広蔵市場の屋台でビビンバ。スペイン人とおぼしき女性の前にちょっと会釈して座る。自分で勝手に作ることもできるようだが、おばさんに任せて麦飯の上に何種類もの野菜を乗せてもらう。
昼飯も同じ広蔵市場の姉妹家(チャメチップ)でユッケ。ここのユッケは日本のより少し堅くて肉に甘みがある。評判が良くて3号店までできている。ご飯は頼まず、麻薬キムパをはしご。
ポシャギを買ったのち、二階の古着街を物色。確かに掘り出し物はありそうだが、この物量から探し出すのは相当な覚悟が必要だ。
ホテルに帰って一休みしてから、夕食は鐘閣の田舎家(シゴルチプ)。YMCAの脇を進んで道が細くなったあたりにある瓦屋根がその店だ。日本人の間では穴場ということになっているが、地元では大人気のようでいくつもある建物のどの席も次々に埋まっていく。一昨年来たときには良い席に座れなかったので今年こそと思ったが、やはり中庭に面した場所は無理だった。ソンジのスープと牛タンの水煮。ソンジは血を固めたものだが、想像するような臭みは全くない。むしろさわやかな味だ。
南大門の屋台街と崇礼門を見物してから、東大門に回る。清渓川に面した書店街は5年前に来たときに既に消えかけていた。平和市場の問屋街を流して、清渓川のほとりに下りて新しくできたらしい遊歩道を歩いた。
そのままホテルまで戻る予定だったが、夜食に前に食べておいしかった名物ピンデトックを買おうということになり、行ってみるが既に閉店。近くでまだ人がいるところで購入。しかし、これは冷めて固くなっていて食べられたものではない。ピンデトックにこだわったのがいけなかった。気持ちを切り替えて、美味しそうなものを選ぶべきであった。