棚に蒔いた本が花開いて輝き、実を結んで売れていく

きのうは日曜日だが中央市大市期間なので、宅買を予定せずにいたのが幸いだった。もし、日程を組んでいても雪のため延期をお願いすることになっただろう。昼ぐらいまでは働いたが、疲れている上に鼻水と咳がひどくて、みんなの足手まといになるので、昼飯を食った後に帰宅することにした。午後は「ヨガの眠り」。録画しておいた星新一のドラマを見たがあまりおもしろくない。想像しながら読む方がいいようだ。
本日は中央市大市当日(開札日)だ。私の役割は、札改め。開札に間違いがないか確認する仕事である。本来なら、業界の重鎮、大御所がやるべき仕事だが、体力のない私を忙しい現場にはおいておけないから割り振られたのだろう。そのぐらい大市の当日というのは難しい日だということだ。その札改めの当番も午前中だけなので、入札に来ていた佐藤店長とランチョンで昼食をとって帰店。
新入荷の本を棚に挿す(当店では本蒔きと言っています)。息子一号の担当だが、一週間ずっと神田に行きっぱなしなので、久しぶりに代わってやった。本を蒔くのは、テレビで言えば原稿を読むアンカーの仕事である。蒔いた本が花開いて棚で輝き、実を結んで売れていくのを想像しながら、本を撫でるのはとても楽しい。