体の調子が悪い息子一号を病院に送り出して、午前中は店番。木曜朝の仕事は、商品として売りようのない本たちを再生紙の業者に持って行ってもらう日。最も厭な仕事だが、これはどうしてもやらなければいけない。今週もたくさん「つぶし」がある。
春木屋でワンタン麺を食べて神田へ。「日本の古本屋」事業部の定例会である。今月合ったことを事業部みんなに報告して、承認を得る。私からの報告は、次期リニューアルの業者選定や、国会図書館との交渉のことなど。システム会社からは使っていないハードウェアの廃棄や待機サーバー交換について、特集ページの自動化ツールについてなど。その他議題としては、書影画像表示の問題点についてなど。
市会にテレビの取材が入り、隣の部屋を控え室に使っていた。見たことのある顔があったので、どこの本屋さんだったかと考えながら会釈をした。丁寧に会釈を返されてから、俳優の國村隼だったと気づいた。きっと、よくあるのだろう。
コーヒーサーバーが故障していたので、お茶と水をたくさん買った。話し合わなければならない議題がたくさんあって、重要事項だった職員の指揮系統について話すのを忘れた。
会議の後の食事会は、本音を語る場だからなるべく出るようにしているが、二日続けての会食だから、烏龍茶でつきあわせてもらう。