新書を読むシリーズ『なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ』 (幻冬舎新書)
新書を読むシリーズ『なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ』 (幻冬舎新書) ・一章 人間は「利己主義者」ではない まず、「人間は所詮、我が身だけをかわいがる利己的な存在なのだ」という信念や言説が、社会の至る…
女と男と子どものための総合古書店 よみた屋 毎日本の山と格闘しています。おじいさんの本、買います。
新書を読むシリーズ『なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ』 (幻冬舎新書) ・一章 人間は「利己主義者」ではない まず、「人間は所詮、我が身だけをかわいがる利己的な存在なのだ」という信念や言説が、社会の至る…
近所にカフェがオープンした。cafe Birzyyという。何の気なしに入ったら、ゴトウユニット(後藤ユニット)があった。jazzかけてます、之看板は伊達ではなかった。 知らない人のために解説すれば、ゴトウユニットとは中高…
この季節お客様からの買取が多いので、処理が間に合わず、私の机の後ろやレジの中など本が置けるところはどこも一杯になり、売り場に未処理の(買っただけで値段をつけていないような)本があふれている。 それよりも深刻なのは、売り場…
この一週間といえば、「日本の古本屋」のリニューアルである。とくに、クレジットが使えるようになったことが大きい。今までは、お客様の注文を知らせてくるところまでが「日本の古本屋」の役割だったのだが、クレジットの導入で、決済機…
宝塚歌劇というものを初めて観た。 花組の全国公演ということで、近所に来たので見に行った。 音楽は大げさでファンファーレとコーダを繋いだような曲が延々と続いてゆく、ワーグナーの無限旋律のごとく途切れないが、ボレロの後にタン…
先日、お客さんの家に呼ばれて本を買取に行ったら、鉄道雑誌なんかが大量にあって、中には宇野亜喜良の本なんかがあって、買える物は買えるが、雨の日の仕事としてはなにぶんにも量が多い。いいところだけ抜き出しても構わないか、と訊く…
日曜日にマリア・ジョアン・ピリスの演奏会に行った。 最近ではピリスではなくピレッシュと発音するのがトレンドらしいが、チケットやチラシにはピリスと書いてあった。NHKの番組(スーパー・ピアノ・レッスン)ではピレッシュといっ…
年始の巻頭言を書こうと思っていたら、もう4月である。新学期になってしまった。 4月から、浪人していた息子1号は大学生になって、下宿するようになった。学生アルバイトのH子とS字郎が卒業にともなってお店をやめた。代わりにYR…