不景気というよりは

今日も近隣の宅買の予定がない。最近、仕入が不調だ。ここ数年12月の買取が悪い傾向にある。少し前までは、大掃除もののような物件がたくさんあって、ほとんどがダメな本なのだが、時どきおどろくような珍しい本が入っていたりしたのだが。
みんなが年末の大掃除をしなくなったとは思えないので、そのとき片付けられる本を買っている業者がどこかにいるのだろう。ぼくらも、負けないようにがんばらなければいけない。
昼飯は、まつやのもりそば。
世の中は急速な不景気で、日本を代表する大企業が大幅な人員削減に踏み切っている。北欧やオランダでは、解雇を規制するのではなく、むしろ「解雇を容易にすることによって、採用を増やす」労働市場の流動化を促進する政策をとっているそうだ。これによって、解雇された労働者も、再就職がしやすいとのことだ。就労のための職業訓練なども積極的に行っているらしい。企業のニーズと労働者の希望とのマッチングがとれていないのが問題だ、との認識が根底にある。
しかし、全国的に求人そのものが減ってしまうと、どうにもならないのではないか。現状の人員削減や、減産、販売不振は異常である。不景気というよりは、ぼくの人生には経験のない「恐慌」という段階に至るのか。
夕飯は馬刺しに、馬の心臓の刺身、馬の肝臓の刺身、マグロの刺身。野菜スティック。