杉並区に買取一件。地下と二階に2000冊ほどの本。しかし、多くがビジネス書で状態もあまり良くない。文学や思想書、歴史、戦記などを選んで500冊ほど買わせてもらう。
本日の連れはよみた屋の幸運の女神ＡＹ。
途中で、お店から電話。コウショウさんという方が、社長と話したいとのこと。どうもその名前には覚えがない。しかし、よくいらっしゃるお客さんでも、名前は知らないということもあるので、とりあえず電話に出てみる。
内容は、本の売価についてであった。在庫中に本が傷ついたり新版が出たりして、値段が実勢とそぐわなかったような場合など、その場で値引きすることもないわけではない。しかし、そういうのは店頭にいる人が対応する。わざわざ、ぼくを呼び出してＳという雑誌の値段が高すぎるようだからもっと勉強しろ！　などと言わないでほしい。
本屋の付ける値段は、その店の考えの表現だ。Ｓにはその価値があると思うからその値段を付けたのだ。同じようなものをたくさん買うから、とか貧乏だからとか言われれば、多少考えるが、おまえの値段は間違ってると言わんばかりのクレームには、同意できない。
その人は、ぼくの知り合いでも何でもなかった。コウショウさんという名前ではなく、値段の「交渉」をしたいということだったようだ。
今日は眼鏡を新しくした。老眼が進んで、いままでの眼鏡では近くが見えづらくなっていたのだ。フレームをＫに選んでもらったので、前とあまり変わりばえがしない。唯一息子２号を除いて、誰も変わったことに気づいてくれなかった。
夕飯はＫが揚げて冷蔵庫に入れて置いてくれた鶏の唐揚げ。