Aの運転する車に初めて乗った

中央線支部の総会が前日にあったばかりだが、本日は武蔵野班の班会。
武蔵野・三鷹・小金井・西東京の古本屋が集まって、情報交換をしたり組合の意思決定に参加する、というのがタテマエだが、集まったのは総勢25人のうち7人。しかも、古くからやっている人ばかりで、若い人はほとんど来ない。
古書組合は市場を運営する主体だが、協同組合だから、つまりお互い様のボランティアで運営している。市場を利用するだけで、組合活動に参加しないということはできないはずなのだが、実際にはやる人はやるがやらない人はやらないのは、自治会や学校の保護者会などと同じ。
しかし、これからの古書業界を担うキーマンであるような人も参加しない班会なら、やる意味はうすいかもしれない。
そもそも武蔵野班のようにそれでも班会を継続している班が少なくなっている。その武蔵野班も、班員が少なくなった地域をどんどん吸収して大所帯になりすぎた。路線も違う遠い地域からわざわざ班会に出てきてもたいした意味は無い、と考える人がいてもおかしくない。
しかし、選挙をやっても投票率が15パーセントというのでは民主主義は成立しないだろう。いまの組合行政はそういうレベルにある。
班会を終えてから店に出勤。まだ腰が痛いので、本の束を机に載せてもらい、そこから一冊ずつとって値付けをする。私がダメなので、S店長とA代理が市場に出品する荷物を黙々とつくる。
昼飯は台湾料理店「高雄」でバラ肉定食。
出張買取一件。都営住宅の3階だが、なぜか各階が中で2階建てになっている。3階の2階から品物を下ろしたので、つまりは6階から階段を降りるのと同じだ。東京オリンピックのころ実験的に建てられたものだという。全国でもここだけ、という話だ。
染色関係150冊。すべて、男店員Aに運んでもらう。僕は道具の入ったかばんだけ。Aの運転する車に初めて乗った。
今朝の体重56.4kg