本には嘘をつけません
途中でA店長代理を拾って、10時にお客様宅へ。簡単な打ち合わせの後、本の梱包を始める。
作業前に、一部を買取対象から外してほしいとの要請あり。分量としては少しなのだが、キモになる部分。「そこが欲しい所だったのに」とぶつぶつ言っていると、音の響きの良いアトリエのこと、一階から2階まで声が筒抜け。「すみませんね。」と言われてしまった。
経営する美術館で販売するかどうか迷っているとのこと、「この本きっと売れますよ」と正直に言ってしまう。後悔していると、「本が言わせるんですよ」とA店長代理が慰めてくれる。「お客さんには嘘をつけても、本には嘘をつけないでしょ。」
本がいちばん幸せになる(つまり活かされるということです)方法を、いつも考えている。私は人間より本の方が好き。
大きさまちまちの本が一緒に入っているせいか、なぜか作業はなかなか進まず、1時過ぎにコンビニで買ってきたおにぎりで休憩。する間もなく、運送屋さん到着。店員Aも到着。3人で作業再開。運送屋さんには、縛り終わった物から、車に積んでもらう。積み込み終了。
美術書関連、25万円。倉庫に降ろして、5時半作業はすべて終了。ちょうどその頃、お客様より電話あり。まだ数百冊本が出てきた、また呼ぶ、とのこと。本日の仕事に満足していただけた、ということか。
店に戻るとすぐに、中央市会の重鎮Y氏より電話あり。組合関連の仕事を要請されるが、固辞。夕飯はニラ・タマネギ・もやしの炒め物。サラダ。あさりのみそ汁。味付け牛肉を焼いた物。息子1号と2号が協力して作ったホウレン草の胡麻和え。
今朝の体重55.9kg。朝食をダイエット食に戻す。