有朋自遠方来不亦楽乎

ホームページのスタッフ募集を見て、女性が二人訪ねてくる。当店では古書業界に人材を送り出すことを、将来の事業計画構想に加えている。食べさせてもらっているこの業界に対する恩返しと考えてる。業界の仕組みや、よみた屋での教育方針について簡単におはなしする。
本の値段の調べ方、買値と売値の計算方法、大量の本の扱い方、などテクニックとして教えられることは色々あるが、仕事というものはやりながら自分で学び取っていかなければならない部分が多い。暗黙知というやつだ。
それ以前に、うちで働くためには、よみた屋の店員としてちゃんとできなければいけない。その上で初めて、仕事を覚えていってもらえるのだ。この部分が意外とむずかしいかも。独立して店主ができる人と、店員向きの人は矛盾する面もあるからなァ。
文学全集をバラして100円均一で売っているのが、人気である。ちゃんとした文芸作品が、文庫数冊文の分量で100円、お買い得である。古本屋では、全集の端本を買うべし。
昼下がり、某大学内で遭難して十数年間学内で生きのびていたという、風狂の先輩が訪ねてくる。ルノアールでコーヒー。どこの喫茶店も一杯で、ルノアールも「店長」の名札を付けた人がホールに出ていた。
先日、井の頭公園のほとりで買った、サブカルチャー雑誌などに値段を付けていて、時間を忘れる。久しぶりに女店員Hの顔を見て、9時ごろ帰宅。ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOXを20枚目まで聴く。聴き飛ばしたものあり。