藤原竜也 身毒丸

仕事は午前中だけで、きりあげて、「身毒丸」を見に行った。彩の国さいたま芸術劇場。駅に降り立ったときから、ほとんどは同じ目的の人ばかり。9割5分は女性だ。
舞台は幕の代わりにスモークを使ったような演出。奥行きの長い舞台なので、深いところに行くと見えなくなる。暗転を行わず、登場人物が大道具を運んできながら装置をその場で作る。撒いた紙吹雪も登場人物がかたづける。
藤原竜也の入浴シーンではどよめき。もと、15歳の藤原竜也むけの演出のせいかエロティシズムは象徴的で、即物性なし。
この深い舞台なら、バロックオペラをやってもいいんじゃないかと思う。
店に寄らずまっすぐ帰宅。春休み中、次男の英語の勉強を見てやる約束をして、10時就寝。