ご来店ありがとうございます
開店直後に大阪からお客さんが見え(たぶん出張のついで)、幕末の朱子学者兼陽明学者の全集その他を買っていかれた。現金&持ち帰りである。
午後には、アマゾンでご覧になった品物を直接買いに見えたお客さんあり。じつは、そのお客さんからは電話をいただいており、アマゾンの品物の直接通販には応じられないとお断りしたのだ。トラブルのもとだし、アマゾンのシステムだから採算が採れるものもある。
しかし、一部の品物は店頭に置いている(全部ではありません。念のため)ので、それを目当てに店まで来られたというわけだ。本屋にとってはそれ程めずらしいものではなかったのだが、お急ぎだったらしい。わざわざ店頭まで足を運ばせてしまって、申し訳なかった。もっとサービスに努めるべきだったと反省しきり。
昼飯は結局「ラーメン太郎」に再挑戦してしまった。朝の体重は43.9kg、さて次の日は?
最近、時代物文庫の仕入れが過剰なので、長く店にとどまっているものなどを選んで、市場に出品することにする。選択を女店員Mに指示。
Mは身長が高くスタイルがいいのでモデルの仕事もこなすアルバイト店員だ。品だしや販売が主以外の、「品物を減らす」ほうの作業は高度だからめったアルバイトにはやらせないのだが、素直なかわいい店員が多いよみた屋の中では、若いくせにフェリーニが好きとか言うちょっとひねくれたやつだから、まあためしにやらせてみよう。
店長Sはサブカルチャー雑誌のプレミアものを整理。こうしたものは、お客さんが限られているので、一通り売れてしまうとあとはほとんど動かなくなる。他の店と交換すると、また違ったお客さんと違った品物が出会うので、生き返るというわけだ。
夜は、息子Nの誕生日をケーキとステーキで祝う。本人リクエストの手作りチョコレートケーキだ。弟からのプレゼントはマグカップ、母親からは服、僕からは本。