今日は40箱届く事になっている。ブログを書くのはこのぐらいで切り上げて、仕入れた本の値段つけを始めよう。

週末休んだ影響で、月曜日は3件の出張買取にまわる事になった。いつもは昼食を取ってからなのだが、今日は距離もあり量も多そうだったので、開店作業はそこそこにして、11時過ぎにMTと出発。

最初のお宅はマンションの4階でエレベーターがなかった。量は300冊ぐらいだったから、運ぶのはそれほどたいへんではなかった。青林堂まんがなどサブカルチャーものが多い。

昼食はサンマルク・レストラン。ここは焼きたてのパンを次々持ってきてくれるのが楽しい。食べ放題なのだが、7つぐらいでギブアップ。

午後には大学教授らしいお宅で、折口信夫、森有正、庄司浅水など。娘さんの蔵書だった美術の技法書やポーズ集などもあり、評価はこれが一番高かったかもしれない。

今回のご処分は200冊程度だが、数千冊に及ぶ大量蔵書の処分について、ご相談を受けた。一度にやると雑になってしまうので、500から1000冊程度ずつ売った方がいいことなどを説明。バブル期とくらべると値段が何分の1にもなっていること、買値は売価の2割から3割が目安で、高額なものは高めに、低額なものは(手間賃の割合が高くなるので)安めになることなどをお話しした。

一度店に戻って本を降ろし、大量にあるという新宿の団体へ向かう。行ってみると、廃校になった学校を利用した建物で、エレベーターなどはない。運べるのかと心配しながら階段をのぼったが、到着して本を見ると、たいした量ではない。本が置いてあるテーブルの面積から冊数を計算していたのだが、まばらに積んであったのだ。

しかも、バザーで配った残りなのだろうか、カバーのない本、破れた本、ひどく汚れた本など、ほとんどが物理的に売り物にならない本で、内容も「徳川家康」などかつてのベストセラーのような稀少性のないものばかりだ。それ以外は時事的な本や、年度版の資料などで、売りようがない。引取はお断りして手ぶらで帰った。

おととい届いた宅配集荷3箱は既に査定をすませた。きのうの一箱はまだ開封していない。今日は40箱届く事になっている。ブログを書くのはこのぐらいで切り上げて、仕入れた本の値段つけを始めよう。