理想は実現しないからこそ理想なのだ

『古本屋になろう!』出版以来、イベントが重なって再びおぼれそうな忙しさの渦中に投げ込まれた。最近のできごとを書きとめておく。
10月5日、東京古書会館で「古本屋になるには講座」
終了後の打ち上げはなしといわれていたのに、わがままを言って「放心亭」に連れて行ってもらう。女房殿も一緒にアイスバインを堪能。
10月12日、第81回西荻ブックマーク、『古本屋になろう!』アフターアワーズ~「古ツア」さんと共に語る~
古本屋ツァー・イン・ジャパンの小山さんと西荻のビリヤード場二階で対談。馬鹿話に終始してしまった。終了後の懇親会に尊敬する作家が来て驚く。古本屋って、すごい。
10月17日金曜、茨城のお客様宅より6000冊の買い取り。本来は1万冊あったのだが、雑誌4000冊は解体業者におまかせすることになって、申し訳なかった。翌土曜日に会館で息子1号とAU子、それにMT子が仕分け。終わらず、たまたま市会の都合で日曜に開館していたので、1号が続きをする。
10月21日火曜日、久しぶりに休暇をもらって「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を見に上野の森美術館に行く。作品はすばらしいしが、版画の縁(まわりの余白)がマットと額縁で見えないので、書誌情報がわからない。
10月23日木曜、本日。10時から20時まで、古書会館7階会議室に閉じこもって、リニューアルの話し合い。なんだか、当初の理想からはかけ離れた気がする。