少女ににらまれる
きのうは朝10時から「日本の古本屋」関連のシステム業者の来訪を受けるため9時半に古書会館入り。12時まで打ち合わせ。1時から先日行ったデータベース関連の古書組合員に対するヒアリングのまとめ会議。これが長引いているうちに、別業者の来訪時間になり、報告を受ける。途中になった会議の続きを行い、その後、「日本の古本屋」の業績などに関する定例報告会。
当店が大市で買った荷物の最終片付けを行って、会館を出たのは8時直前。いつも行く「たんぽぽ」がしばらく休業とのことなので、矢まとで本日の疲れを癒す。感覚が鈍くなり、焼酎のお湯割りを飲んでも濃いのか薄いのかわからない。
11時ごろ帰宅。息子一号と少し話して就寝。のはずだったが、眠っていた女房殿にキスをしたところ彼女を起こしてしまい、明朝9時まで一言もしゃべってはいけないの刑を言い渡される。
本日は休み。朝風呂に入って朝食はカレー。女房殿と「アルバート氏の人生」を観る。男性が、容姿の優れた若い女性に翻弄されるのなら良くあるが、女性がそうなることはありうるのだろうかという議論になり、アルバート氏の人生を狂わせたのは若い女性ではなく、「大男の」ペンキ屋だったのだという結論を得る。アルバートが憧れたのはペンキ屋であり、彼が興味を示した対象である若い女性に執着したのではないかという解釈。
昼食はビーフン。ナンプラーをかけてタイ風に。バスに乗ったら向かいに座った小学生と思しき少女がにらみつけてくる。犯罪者を非難するような目だ。子供であっても正面からじっと見られると、じつに怖い。バス停をいくつか過ぎてもまだにらんでいる。下を向いて耐え、そそくさと降車する。
お店で銀行氏の来訪を受け、靴下を購入した後、国分寺で女房殿の母上と息子一号を交えて会食。馬刺し、菜の花ゴマ和え、オリーブのグラッセを使ったケーキなどを食す。ビール2杯。帰りの電車で、ノートを見ながら何かを口の中で唱えている男性の前に立つ。ノートには呪文のようなもの他、対数螺旋のような図形がびっしりと書き込んである。ラエリアンの人であろうか。