爆破予告
バイトがやめてしまったので、月曜日は夜10時まで店番。もう一ヶ月になるので、慣れた頃だがすっかり忘れていた。何となくだるいので、女房殿が作ってくれた納豆スパゲッティを食べて11時過ぎに出勤。本日のノルマは机前の本を片付け、宅配集荷の箱を机周辺に回収。
大幅に遅刻したのに、昼になると腹がへる。腹がへってから、今夜は家で夕食をとれないことを思い出す。朝のテレビで見たから食べたくなったとんかつを求めて、吉祥寺住民御用「美とん」に向かうも、臨時休業。他の店で食べたが今ひとつ満足できない。しかし、後のことを考えて無理やり原に押し込む。
佐藤店長の携帯が壊れたので、auショップにて機種変更をする予定だったが、混んでいるので敗退する。夕方もう一度訪問してついに手に入れる。
夕刻、捨ててあったと思しき本の大量持ち込みあり残念ながら買えるものは皆無。全てツブシにする。仕分けで疲れた佐藤店長と二人で、神戸屋のサンドイッチを中心とした夕食。
パトカーが10台ほど店の前の道に集まっている。表に出てみると、したのライブハウスの客らしき人達が続々出てくる。パトカーを背に記念撮影してる人もいる。警察に先導された民間人らしい人が道具を抱えて地下に降りていく。怪我人でも出たかと尋ねると、どうも地下の店に爆破予告があったらしい。たぶんいたずら電話だろうが、こちらも営業している店、警察が集まっているなら一言教えてくれと警官に文句を言った。古本屋に集う人に警官好きは少ないから、いつもの均一に集う人達はみんな消えてしまった。
落ち着かない時間が多くて、予定の半分ほどを消化したところで、閉店時間が来る。今日は勤務時間が長いから何とかなるだろうと考えた私は間違ってる。間違いを認めて残業は認めず。