とさみしそうなA男であった

ラーメン店「真風」でS店長と昼食をともにした後、A男の運転で出品物を神田に持って行く。会館で、金曜日にS子と一緒に運んで置いた品物にプラスして仕分け。A男と二人疾風のごとく作業するも、店頭売れ残り品が多いため、当店の痕跡を消すのに苦労して、なかなか進まない。
月曜日の市場は休日開催のため、品物が少ない。出しに来る人も少ない。宣伝担当のMさんも速報目録に載せる品物を物色するが、閑散とした会場に表情は曇りがち。
それでも、ほぼ無人の会館で65点の品物を作って、またA男の運転で店に帰ったのが、8時半。A店長はもう帰った後だった。あれ、いないんですか、とさみしそうなA男であった。