温室育ちと言うべきか

BGM用に使っている再生装置がイカレたので、ヨドバシにiPODを買いに行く。しかし、パソコンからデータを移そうとしたら、途中で止まってしまう。壊れていたのは、コンピュータにつけていた外付けのハードディスクの方でした。しまった。
店長代理A子がいないので、商品を陳列する(当店では本を蒔くと言っています)人がいない。陳列まちの本が山積みである。ひさしぶるに自分で蒔きはじめると楽しくて仕方がない。だんだんに勢いが付いてきて、店内を駆け回って本を並べたり、売れ残りを間引いたりしていると、商品がどんどん輝いてきて、自分の疲れまでとれてくる。やはり、たまには棚を触ってやらなければと痛感。
神話・民話の棚を民俗学と社会科学の間に移動。神道・日本宗教を精神世界の棚に移動。ユング派の場所を拡張して、さらに心理エッセイの棚に河合隼雄コーナーを新設。「文学新着・毎日変わります」のコーナー新設(A男扱い)。
本日は新人店員MY子の初日。古本屋の店員はストレートでない人生を送っている人が多いが、MY子も大学入り直し組。そこへ行くと、一年留年しただけのぼくなど、ほとんど世間の荒波にもまれたこともなく、卒業後すぐに古本屋に就職して、それを生涯の仕事としているのだから、温室育ちと言うべきか。
MY子のために入浴及び夕食の後、再び出勤したので、帰宅は11時。ぼくの帰りの音で5時起きのKを起こしてしまう。ビール一缶と梅酒を飲んで寝る。
今朝の体重56.6kg