豊作貧乏?

運送屋さん集荷や、お客様ご自身で持ち込みの買取が、20箱以上あり。本日も買取の値踏みで一日の大半を使ってしまう。
かつては、買取査定は一瞬でやったものだが、最近は個別査定を求められることが多くなったので、少なくともめぼしいものに関しては個別の値段をお答えできるように、記録を取りながら査定することが多い。結果としての金額はあまり変らない。もともと、正しい値踏みをしていれば、金額が(多少の誤差は別として)違うはずがない。しかし、頭の中で計算するのと、一点ずつ紙に書くのとでは100倍ぐらいスピードに差があるので、ひどく手間がかかってしまう。
いまでも、出張買取で100冊などというときには、めぼしいものを口頭で説明して、あとはまとめ査定だ。でなければ、査定するのに何日もかかってしまい、その分のコストを金額から差し引かなければならなくなる。運送屋さん集荷で、お客様と顔を合わせない場合は、本を間に置いて口頭で説明することができないから、題名を書き取って記録しなければいけないわけだ。
原則としては、一点で1000円以上のものは個別金額を出しますが、それ未満のものはおまとめの査定となります、と謳っている。
何日も雨が降り続くと、100円均一の売上が悪い。この季節は、仕入が多いので、均一にするべきネタがたくさんあるのに、売れないと困る。先日も、均一にしようと思っていたネタを600冊ほど市場に出してしまった。結果は6000円だ。一冊10円である。当店の買取だと、100円均一にしかならないものは一冊10円で買いとっているので、運送費分だけ赤字という計算になるが、実際にはもっと高く買ったがサーヴィスで均一にするものもあるので、もっと赤字である。自分で売っていれば、何倍かになっていたのだがナア。
体重55.4kg
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某有名漫画家邸前にて