原爆から原発まで
台風なみの暴風雨と天気予報は騒いでいたが、さほどのこともなく、雨は朝のうちのみ、午後からは風も止んだ。学校へ向かった息子2号は、途中で休校の連絡。試験期間中なので大事を取ったか。
特集主義の「珍本堂」で「原爆から原発まで」のコーナーを作っていたら、一日が終わってしまった。しかも4ページの内できたのは1ページのみである。日暮れて、道なお遠し。
最近では、本に触ってる時間より、パソコンの画面を眺めている時間の方が多い。本屋はみんな「本にふれれば内容がわかる魔法の手」を持っているものだが、キーボードの打ちすぎで腱鞘炎になりかけの我が手は感触が鈍りつつある。近視なのに老眼も進んで、眼鏡をしていると近くが見えない。特に夜暗くなるとなんにも見えない。
ただそこにある本と対話して、他の店の値段なんて気にすることもなく、自分の価値観と相場鑑で値段を付けていたあのころが懐かしい。熟練した医者が、検査機械に頼らなくても、触診や視診で病気を診断するように、感覚をとぎすましていれば、本の方から己の価値を浮かび上がらせてきたものなのだが。
夕飯は店長SとA店長代理を伴って「金の猿」に行こうとしたが、満席でダメ。「しるべえ」でモツ鍋など。
今朝の体重56.2kg。