しばらくは、均一が大量にでるはずだ。その中には見落としも混入していると思う。
今日出張買取に行ったお宅には2000冊ほど本があった。しかし、500冊だけ買い取って、申し訳ないが1500冊は処分していただくことにした。文学全集、美術全集、新書など、当店でも売れそうにないものが大部分だったから。それだけではない、日曜日には2000冊の出張買取があり、それがまだ片付かないし、その前日の土曜日にも2件買取に行っている。先週の水曜日には3件で1000冊買っている。
宅配買取もたくさんあって、数えている閑もない。査定が追いつかず、お客様をお待たせしてしまってお叱りを受けた。今日も15箱届いた。うち5箱は、ちょっと重量超過なほどの大きさだったので、実質20箱分だ。溜まっていたもののうち、比較的小さめな4箱を査定している最中に、運送屋さんが持ってきてくれた。もう、置くところがないのだが、スタッフがうまくさばいてくれた。とはいえ、売場にはみ出てお客様の邪魔になる。出張買取に出かける前に大車輪で10箱開けた。
店頭への持ち込みもある。いい本を持ってきてくれる方が多い。さいわい(?)店頭への大量持ち込みは、ここ数日ではお一人だけだった。ここで言う大量持ち込みとは、500冊以上を指します。
このブログを書いている時間もなかなか取れない。先週の金曜日は新スタッフSMの初日だったが、そのことも書けなかった。今週の月曜日には、手の小指の根本に数年前からあるイボを取る手術をしてもらった。手術と言うほどのことでもないのだが、二針縫った。直径3ミリのイボに、そんな大げさな処置が必要とは思っていなかった。
その間を縫うようにして、全古書連の大市会へ出品した品物が、本日開札になった。盛林堂の小野さんが、注文した『古本屋写真集』を持ってわざわざ来てくれた。あしたから当店でも1500円で売ります。
新人ほやほやのSMと、まだまだ新人のHTが今日の店番だから、心配で私と店長も少し残業している。新人二人は、ここ数日で仕入れた本から切り出した百円均一を入れ替える作業をしている。これからしばらくは、均一が大量にでるはずだ。その中には見落としも混入していると思う。何しろ、1日で1000冊以上を見分けているのだ。掘り出し物を見つけに来ていただけるとありがたいです。