古書の値付けは、その時の在庫と相場を勘案していたしている

朝から中央市会大市の手伝い。僕らが若手のころ、年長の会員たちの役割は地方から箱で送られてくる荷物(出品される本)を開梱したり、買い手が入札しやすいように仕分けしただったが、最近はそういう地方の荷物も減ったし、細かく仕分けして高くなるものも少ないから、いきなり会場の設営や全集叢書類の運搬に駆り出される。お弁当は山菜の炊き込みご飯と肉野菜炒め。夕方になってようやく担当した三階の配置が決まる。

店から、当店の価格の付け方についてお客様から質問ありとの電話。

古書の値付けは、その時の在庫と相場を勘案していたしている。既に在庫している本と同じ本が入荷した場合などは、安めに付けることもありる。そのような場合、普通は買い得なほうに注文をいただくことになるが、今回はたまたま値付けから通販サイトへの反映までの間にお客様がご注文されたのではないか。当店では毎月5万冊ほどの本を仕入れていて、その時その時の考えで値付けするので、正直言って細かい点では以前の価格と矛盾する事はありえる。

というような返信をする。

きのう休業にして品物の入れ替えをしていたセレクトショップを閉店間際だが覗く。バブアーを勧められるが、イタリア好きの私としては、扱いの難しいオイルドジャケットは、ちょっと。

夕飯はシシャモ。一日重労働をしたので、身体中が痛い。女房殿に背中をさすられて、いつの間にか寝入ってしまった。