新しい倉庫
8時半出発でS店長と神田へ。首都高5号線は前日の、タンクローリーが横転炎上した事故で、まだ通行止めだ。しかし、それほどの渋滞でもない。ガソリン高騰のおかげで車に乗る人が減っているのか。きのう、みんなが積んでおいいてくれた品物は、カーゴに軽く2台程度。美術書と法律の本が主である。
自分の品物を並べるついでに、出品されているものをつい見てしまう。むむ、CDが大量に出ているではないか。しかし、廉価版のセットものや週刊百科についてくるようなやつが多い。そこで、安めの入札をしたのだが、世の中はそんなに甘くないので、全然落札できない。CDに関しては仕事ではなく趣味や遊びで扱おうという考えだから、真面目に入札している人にかなうはずがないのだ。
しかし、3口入札した思想書は、すべて落札した。ここのところ現代思想や分析哲学の本がよく売れて、その割に仕入れは偏っているので、不足気味なのだ。300冊ほど買ったので、ちょっとしたカンフル剤にはなるだろう。
老舗パン店「アムール・エー・パン」でスパゲッティロール、エビグラタン、あんドーナツ、りんごパンを買って車の中で食べる。
店に戻って、すぐに鍵を受け取り、新しい倉庫に向かう。今まで契約していた倉庫が大家さんの都合で移転になったのだ。中身は相手負担で運んでもらったので、まだ行ったことがない。少し遠くなってしまった倉庫の場所を確認がてら、品物を取りに行く。
西武デパートに使う予定の美術書などを店におろして、店長Sは車を置きに行って、ぼくは通常作業に入る。夕方から店長Sは親戚の葬式、僕は通常作業を続ける。江戸東京の本の値段つけがまだ終わらない。
夕飯は、Kがいないので、息子1号が鶏肉のトマトソース炒めを作る。息子2号はサラダのドレッシングを作ったり、テーブル周りを片付けたり。ぼくは皿洗いである。
「病気にならない体は、プラス10kg」という本を読んだせいか、リバウンドして57キロ代に入り生涯最重更新かと思ったが、今朝の体重は56.7kgだった。