一日中店にいた

きのうは久しぶりに一日中店にいた。
開店前の店の窓をノックする人がいるので、外を見るとアスクルの配達だった。最近は事務用品のほとんどをアスクルで買っている。かならずしも安くはないのだが、出かけなくてもいい便利さには負けてしまう。近所のユザワヤやラオックスに行けばどうしても、小一時間はかかってしまう。商品の魅力は強いもので、つい見とれてしまうし、たいていはいらないものを買ってしまうのだ。電話やパソコンで注文するだけなら、体力も時給も消費しない。
営業中は外に出している均一や雑誌の台が、まだ店の中にあるので、入り口のたたきは体を横にしてやっと通れるほどだ。伝票にサインをして、荷物を受け取ると、両手がふさがる。不器用な僕は均一の台の柱にひざ小僧を嫌というほどぶつけてしまった。
開店直後には、ファイルメーカーpro8.5のバージョンアップ版が届いた。しかし、どうしてもうちのパソコンにインストールできない。「正しくインストールされていない。原因を確かめて、やり直せ」というメッセージだ。原因を確認しろとは何だ、そっちから教えろよ。
ファイアーウォールを切ったり、LANを無効にしたり、怪しそうなアプリケーションを削除したりいろいろやってみたが、うまくいかない。明日サポートに電話してみることにして、とりあえず弁当にした。
今朝は夕べのキノコ鍋のだしで作った玄米がゆだった。お昼は玄米にちりめんジャコのお弁当である。
午後はひたすら、本に値段を付けた。先日仕入れた精神医学書を一気にかたづける。店長の佐藤は、次の本を出すためにしばらく売れ残っていた品物を市場に出すように抜き出してくれた。
夕方にHMVからCDが届く。クイケン四重奏団によるハイドン「十字架の上のキリストの最後の七つの言葉」とノリントンによるベートーヴェン交響曲全集(古いほう)である。


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よみた屋のBGMはいつも同じような曲がかかっているが、実は曲は同じでも演奏が違っていたりする。これは私が音痴で曲を覚えられないから、親しんだ曲でないと演奏の違いを楽しめないからだ。たまに、この演奏家は誰かと聞いてくれるお客さんがある。気に入った演奏が店のi-podに残っているわけだが、それでも多くの曲に何種類かの演奏がある。i-podの表示部は小さいのでデータが読めないことが多い。そうするとにわかにはお答えできないということになる。結局、演奏の違いを聞き分けられていないのか。情けない。
今日は届け物の多い日だ。
そういえば、自宅には朝、生協の注文品と司法書士からの書類が届き、夜には息子の模擬試験の結果が届いた。運送屋さんの仕事が流行るわけである。
7時帰宅。
夕飯は、キムチチゲ。韓国風のチゲは、まずキムチと煮干を炒めるのがこつだ。いきなり煮たのはキムチ鍋、炒めてから煮ればチゲである。中身はエビ・カキ・豚肉・ニラ・豆腐・タラなど豊富。夜食はくずもち。
休肝日後半戦。朝に打ちつけたひざが痛い。