神田に行って 仕事をして コンサートに行って それから
昨日はいそがしい日だった。
午前中は神田の市場に出品。土曜日にすでに一部は運び込んであったのだが、車に積みきれなかった分を、たしてきたのだ。出品口数は70点を越えた。
昼は車を置きに家に戻って、玄米ご飯を食べた。
午後からは、店で通常の仕事。ここのところ仕入れが続いているので、未整理で積んである本が店中にあふれている。途中、マスコミ関係を名乗る人が、某新宗教の教祖の全身写真を探しに来る。電話では信者を装っていたので、期待して待ったが、シャレだったようだ。そのお客さんのノリのよさに巻き込まれて、持っていそうな同業者に電話するなど、普段はしないサービスまでしてしまった。
5時過ぎに仕事を切り上げて、花マルうどんで軽く腹ごしらえ。武蔵野市民ホールに向かう。プロアルテ・アンクァ・プラハのコンサートがあるのだ。プログラムはベートーヴェンの交響曲を弦楽五重奏に編曲したものなど。
こういった編曲ものは初めて聞くが、アンサンブルの精度を聞かせると言うよりは、メンバーに次々割り振られる見せ場を楽しむと言う感じ。弦楽器だけでも驚くほどいろんな音が出るもんです。
古学の古い楽器のせいか、音色はあまり美しくないが、みんなで楽しいそうに演奏していて好感が持てた。とくに、チェロのヨゼフ・シェパチェク(だったと思う)はジャズのベース弾きのようにスイングしまくっていた。
終演後にロビーに出てきたメンバー全員にサインをしてもらった。
その後、雨に降られながら、タイ料理のランサーンに。料理を食べながら、店のご夫妻と「吉祥寺で商売をしながら子育てをする苦労」談義に花を咲かせてしまった。
と言うわけで、うちに帰ったのは12時近く。神田に行ったのが、おとといのことのように感じられた。